香芝市議会 > 1995-12-22 >
12月22日-03号

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  1. 香芝市議会 1995-12-22
    12月22日-03号


    取得元: 香芝市議会公式サイト
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    平成 7年第7回12月定例会          平成7年第7回香芝市議会定例会会議録1 招集年月日 平成7年12月22日2 招集場所  本市役所5階議場3 出席議員  (19名)   1番 吉 川 政 重 君        2番 黒 松 康 至 君   3番 中 川 廣 美 君        4番 長谷川   翠 君   5番 吉 村 完 治 君        6番 大 倉 勝 彦 君   7番 藪   善 男 君        8番 川 村   治 君   9番 奥 山 博 康 君        10番 藤 本 みや子 君   11番 萬 慶 芳 貞 君        12番 西 里 晴 昭 君   13番 高 谷   廣 君        14番 小 川 正 晴 君   15番 辰 已 亘 弘 君        16番 田 中 信 好 君   18番 田 中   保 君        19番 長谷川 芳 治 君   20番 岸   為 治 君4 欠席議員  (1名)   17番 飛 鳥 誠 市 君5 地方自治法第121条の規定により議長より出席を求められた者は、次のとおりである。   市長     瀬 田 道 弘    市長公室長  奥 山 誠 次   総務部長   西 野 武 弘    市民生活部長 松 浦 輝 男   福祉部長   岡 田 紀 郎    産業建設部長 竹 嶋   将   都市整備部長 堀 川 泰 弘    教委事務局長 山 田 勝 治   水道局長   城   守 一6 会議の記録・書記は、次のとおりである。                     議会事務局長 辻 本 勝 茂                       〃  書記 松 原 秀 典7 会議の事件は、次のとおりである。   議第38号 政治倫理の確立のための香芝市長の資産等の公開に関する条例の制定について   議第39号 香芝市防災会議条例の一部を改正することについて   議第40号 香芝市の一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正することについて   議第41号 香芝市税条例の一部を改正することについて   議第42号 平成7年度香芝市一般会計補正予算(第3号)について   議第43号 平成7年度香芝市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について   議第44号 平成7年度香芝市土地取得特別会計補正予算(第1号)について   議第45号 大和都市計画駐車場事業第17号近鉄下田前地下自転車駐車場建設工事請負契約の締結について   議第46号 準用河川杉橋河川改修工事委託契約の締結について   意見書第2号 沖縄の少女暴行事件に抗議し、日米地位協定抜本的見直しを求める意見書(案)                              開議 午前11時05分 ○議長(田中信好君) ただいま出席議員が定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程1 会議録署名議員指名 ○議長(田中信好君) 本日の署名議員は、前日に引き続きましてお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程2 議会運営委員長報告 ○議長(田中信好君) それでは、本日の日程を議題といたします。 議会運営委員会でご審議願っておりますので、議会運営委員長から報告を求めます。 田中保委員長。 ◆議会運営委員長(田中保君) おはようございます。ただいま議長の許可をいただきまして、平成7年第7回香芝市議会定例会本日の議事日程案について、運営委員会を開会いたしまして、審査をいたしました。その結果を報告申し上げます。 私の報告の後、日程3、総務文教委員長報告、議第38号、議第39号、議第40号、議第41号、議第42号、議第44号、以上の議案を日程3として総務文教委員長報告をいただきます。 続きまして、日程4、建設経済委員長報告、これは議第43号、議第45号、議第46号、以上が建設経済委員長報告でございます。 引き続きまして、追加議案として、日程5、意見書第2号沖縄の少女暴行事件に抗議し、日米地位協定抜本的見直しを求める意見書、これにつきまして提案をいたしたいと思います。 なお、閉会につきましては5時ということで運営委員会で決まったわけでございますが、どうぞひとつこれらの問題に対しましてよろしくお願いいたしたいと思います。 なお、私の報告漏れ等につきましては、議会運営委員の皆さんの補足をよろしくお願い申し上げまして、運営委員会の報告といたします。 ○議長(田中信好君) ただいまの議会運営委員長の報告に対しまして、質疑をお受けいたします。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 ただいま議会運営委員長から報告がありましたとおり、本日の議事日程とすることにご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、お手元の日程案どおり本日の議事日程とすることに決します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程3 総務文教委員長報告 ○議長(田中信好君) 日程に従いまして、総務文教委員会に付託をし、ご審議願っております議第38号から議第42号、議第44号を議題とし、総務文教委員長から報告を求めます。 西里晴昭委員長。 ◆総務文教委員長(西里晴昭君) ただいま議長の許可を得ましたので、総務文教委員会を代表してご報告申し上げます。 去る12月13日の本会議において付託を受けました議第38号から議第42号、議第44号について、12月14日に全委員出席のもと当委員会を開催いたしましたので、その審議の経過及び結果について当委員会を代表してご報告申し上げます。 まず、議第38号政治倫理の確立のための香芝市長の資産等の公開に関する条例の制定についてを議題とし、理事者の説明を受けた後、委員から、公開の対象は市長だけでなく助役、収入役、教育長も含めるべきであり、また市長の配偶者や家族についても公開すべきであると質され、理事者から、公開の対象者は拡大することについては自治体の判断により行うことは可能であるが、既に制定されている他市の状況を見ても、市長本人とされており、情勢を見ながら今後の課題としていきたい。また、市長の配偶者なり家族の公開については、市長と配偶者を同一視するには疑問があると思われ、それにプライバシーの問題もあり、政治家の家族といえども一個人としてのプライバシーを守る権利があると思われるとの答弁がありました。 また、委員から、自治省からのモデル条例をそのまま引用されているように思うが、独自の項目は入れられているのか、また閲覧の対象の範囲を何人もとされているのは広過ぎると思うがと質され、理事者から、9月議会で提案された他市の状況を見ても、自治省から示されているモデル条例をもとに制定されており、それら踏まえた中で、本市についても同一歩調をとらせていただいている。また、閲覧の範囲については、先例市の状況なりを勘案した中で、報道機関等にも公開していく関係もあり、このようなあらわし方をしているとの答弁がありました。 また、委員から、この条例が継続審査なり否決となった場合はどうなるのかと質され、理事者からは、国の法律の中に平成7年12月31日までに制定しなければならないとうたわれており、上位機関の法律によって市町村の条例の制定を義務づけられているものであり、条例が制定ならない限り施行することはできないとの答弁がありました。 また、委員から、公開の対象範囲等の問題も含め、この条例を制定するに当たってこれだけでは不備な点があると思うがと質され、理事者からは、各市の状況なりを慎重に見た中で、各市においても上乗せはなく、国の準則どおりにされており、本市においても同じ形をとらせていただいた。今後において、諸情勢を見ながら条例の整備を検討してまいりたいとの答弁がありました。 また、委員から、所得、資産についてどのように公開されるのかと質され、理事者から、所得については前年1年間の総所得金額が対象になり、また資産については課税標準額についてそれぞれの報告書に作成され、それらの報告書を公開していくものであり、今後においてなお一層政治倫理を確立していくための条例であることに心していきたいとの答弁がありました。 また、委員から、他市では9月議会に提案されているところが多く見られるが、なぜ本市は12月議会提案となったのかと質され、理事者から、国の資産公開法の第7条に平成7年12月31日までに制定するよう規定されており、9月議会に提案された他市の条例内容等を十二分に踏まえた中で今議会に提案しているとの答弁がありました。 以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、議第38号については当委員会として簡易採決で可決いたしました。 続きまして、議第39号香芝市防災会議条例の一部を改正することについて議題とし、理事者の説明の後、委員から、今後学識経験者また地震の研究家を委員に入れることはできないのかと質され、理事者から、学識経験者、地震の研究家、家屋の耐久を検査する人は、その災害に応じて意見を求めることはできるが、本条例については常設の委員を設置したいとの答弁がありました。 また、委員から、本条例の第5条中の第1号から第8号までの委員構成について質され、理事者から、本条例の第5条中の第1号では奈良県知事の部内の職員から市長が任命する者、第2号については奈良県警察の警察官から市長が任命する者、第3号については市長がその部内の職員のうちから指名する者、第4号については議会議長、第5号については教育長、第6号については消防団長、第7号については指定公共機関または指定地方公共機関の職員のうちから市長が任命する者、第8号は自治連合会長であるとの答弁がありました。 また、委員から、「2人、1人、12人及び5人」を「若干人」に改めるという一部改正であるが、12人が若干名と言えるのかと意見があった中で、委員から、「若干人」の部分を「2人、1人、15人以内及び8人以内」に修正したいとの動議が提出され、当委員会として一部修正案について簡易採決で可決し、修正議決した部分を除くその他の部分の原案については簡易採決で可決いたしました。 続きまして、議第40号香芝市の一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正することについてを議題とし、理事者から説明を受けた後、委員から、人事院勧告国家公務員と本市の引き上げ率について、また本市と高田市の平均給料額について質され、理事者から、国家公務員の給与表は1級から11級まであり、平均は0.9%となり、本市の給与表は1級から9級までで0.942%になる。また、本市の平均給料額は、平均年齢は37.4歳で28万8,100円、高田市は40.8歳で33万4,900円であるとの答弁がありました。 また、委員から、人事院勧告で0.942%のアップで時間外勤務手当の支給額も上がるのかと質され、理事者から、今回の人事院勧告のアップで時間外勤務手当の支給額についても上がるとの答弁がありました。 また、委員から、仕事の均衡を保つ意味から、時間外勤務の多い課については8月に人事異動をされ人員を補充されたが、以前と時間外勤務は変わらない状態である、このような状態をどのように見ているのか質され、理事者から、各課においては定数はあり、何年か採用のない中で幾分かオーバーワークになっている部分があるが、職員の健康管理上望ましくなく、今後現状を把握し、職員の資質面も検討したいとの答弁がありました。 また、委員から、調整手当は香芝市については5%であるが、せめて高田市並みの6%にすべきであるとの意見がありました。 以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、議第40号については簡易採決で可決いたしました。 続いて、議第41号香芝市税条例の一部を改正することについてを理事者から説明を受けました。 委員から、本条例の一部改正の内容について、また障害者の程度を緩和できないのか質され、理事者から、改正前の精神障害者については、患者票等という形であり、障害の程度が1級の者と定めていたが、今回の改正により患者票等精神障害者保健福祉手帳に改正され、その障害の程度は改正前と同じく1級の者であるとの答弁がありました。 以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、議第41号については当委員会として簡易採決で可決いたしました。 続いて、議第42号平成7年度香芝市一般会計補正予算(第3号)について、理事者の説明を受けた後、委員から、歳入において、市税で2億1,030万円の補正されているが、当初予算で予測できなかったのか質され、理事者から、譲渡所得で1億7,000万円、修正申告等で4,000万円であり、修正分については当初予算での見込額から見ると1%程度の伸びであるが、譲渡所得で主に株式譲渡で当初予算で見込めない部分が伸びてきたとの答弁がありました。 また、委員から、歳出の土地区画整理事業負担金について、また旭ケ丘近隣公園の開放について質され、理事者から、今回の補正については、国の第2次補正予算枠の増額に伴うものであり、旭ケ丘土地区画整理事業については、通常分が2,000万円に対する4分の1の相当額500万円、また高山台土地区画整理事業については、通常分が3,000万円に対する4分の1の相当額が750万円、また促進事業費分2億円に対する4分の1の相当額が5,000万円、合計で6,250万円であり、市が負担しなければならない。また、旭ケ丘の近隣公園の開放の件についても、児童公園等も計画的に推進している中で、まだ住民に開放するまでには至っていない。事業年度については、昭和59年から平成10年までとなっており、全体事業終了後に道路、公園を引き継いで開放したいとの答弁がありました。 以上で質疑を打ち切り、反対、賛成の討論を受けた後、採決の結果、賛成多数と認め、議第42号については当委員会として原案のとおり可決いたしました。 続きまして、議第44号平成7年度香芝市土地取得特別会計補正予算(第1号)についてを議題とし、理事者から説明を受けた後、委員から、歳出の公有財産購入費の7,691万1,000円の補正について質され、理事者から、歳入歳出すべてが同額ということで、まず歳入で繰越金の前年度決算額、市債また今回特にお願いしている財産の売り払い収入、その総額と歳出で組んでいる予算の総額のバランスシートをとるために、今回財産取得費という科目の中で7,691万1,000円の補正をお願いしているとの答弁がありました。 また、委員から、歳出の用地国庫債務負担行為事業費について質され、理事者から、本来であれば平成7年度で補助金を受け事業執行するのが原則であるが、国における景気対策として平成7年度では事業執行のみを承認し、補助金については翌年度より4年間で交付される、いわゆる国の約束手形のようなものであるとの答弁がありました。 また、委員から、市債の利率については、貸付利率が全般的に下がっている中で6%は高いのではないかと質され、理事者から、現在の政府債の貸付利率は3.15%であるが、今後の経済動向もかんがみ6.0%以内と余裕を持たせているとの答弁がありました。 以上で質疑を打ち切り、お諮りしたところ、議第44号については当委員会として簡易採決で可決いたしました。 以上で当委員会に付託を受けました案件についての審査の経過と結果について報告を終わりますが、私の報告漏れ等がございましたら、所属各委員の補足説明をよろしくお願いいたします。 以上で終わります。 ○議長(田中信好君) ただいまの委員長報告に対しまして、質疑をお受けいたします。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 議第38号について、委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、議第38号については原案のとおり可決いたします。 続いて、議第39号について、委員長報告は修正であります。委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、議第39号については委員長報告のとおり可決いたします。 続いて、お諮りいたします。 奥山議員、何か議事進行ですか。 ◆9番(奥山博康君) 修正をとってから原案ということで言われましたか。 ○議長(田中信好君) 委員長の方から修正の経緯を説明をいただきましたので、先ほどそれに対する質疑があったらお受けしたいということでありましたので、質疑なかったのでご了承いただきたいと思います。 続いて、お諮りいたします。 議第40号について、委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、議第40号については原案のとおり可決いたします。 続いて、お諮りいたします。 議第41号について、委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕
    ○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、議第41号については原案のとおり可決いたします。 続いて、議第42号について討論に入ります。 反対討論をお受けいたします。 藤本みや子君。 ◆10番(藤本みや子君) 議第42号平成7年度香芝市一般会計補正予算に反対いたします。 地下駐輪場など補正がされておりますけれども、地下では防犯の問題、スロープでの障害者、子供の安全のための問題などございます。また、国家補助も1億円という額で、少ないものでございます。2分の1とは言いますけれども、地下の場合高額になります。さらに国庫補助を高額に補正してもらうべきだと思います。 また、高山台、旭ケ丘の補正が組まれておりますけれども、大型公共事業やまた無計画な開発優先で、大企業の利益優先につながる補正でございます。自然も破壊されております。もっと計画的にする必要がございます。 そして、今回の補正予算、もっと市民の福祉や教育につながる補正をするべきでございます。よって、議第42号平成7年度一般会計補正予算に反対いたします。 ○議長(田中信好君) 賛成討論をお受けします。 奥山博康君。 ◆9番(奥山博康君) 失礼いたします。議第42号平成7年度香芝市一般会計補正予算(第3号)について賛成討論をいたします。 先ほど来、反対討論がございましたけれども、この補正予算につきましては、人勧に基づく職員の給料アップがほとんどでございます。 また、先ほど指摘を受けました下田地下駐輪場、そして開発優先と、下田地下駐輪場につきましては、大和都市計画の中で地下駐輪場ということをもうかなり前から計画を進めてきたことも事実でございます。それによる補正、そして開発優先、旭ケ丘、そして高山台ということの開発優先ということでは言われておりますけれども、国の第2次補正で当然計画はなされて、旭ケ丘、高山台の通常の金額の4分の1を第2次補正によっていただいたという補正でございますから、何ら反対する理由がないとかように思います。どうか議員諸侯の絶大なる賛成をお願いいたしまして、よろしくお願いいたします。 ○議長(田中信好君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 議第42号について、委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。            〔賛成者挙手〕 ○議長(田中信好君) 賛成多数と認め、議第42号については原案のとおり可決いたします。 続いて、お諮りいたします。 議第44号について、委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、議第44号については原案のとおり可決いたします。 暫時休憩いたします。            午前11時35分 休憩            午後3時45分 再開 ○議長(田中信好君) 休憩を閉じて再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程4 建設経済委員長報告 ○議長(田中信好君) 続いて、日程に従いまして、建設経済委員会に付託をし、ご審議願っております議第43号、議第45号、議第46号を議題とし、建設経済委員長から報告を求めます。 高谷廣委員長。 ◆建設経済委員長(高谷廣君) 建設経済委員会を代表して委員会報告をさせていただきます。 去る12月13日の本議会において建設経済委員会に付託を受けました議第43号、議第45号、議第46号について、12月18日に当委員会を開催いたしましたので、その審査の経過並びに結果について委員会を代表してご報告申し上げます。 まず、議第43号平成7年度香芝市下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題として、理事者の説明を求めた後、委員から、宅造建築等の開発後、県の竣工検査が終わり、県から市に移管され、市の管理になった場合、どのような管理をしているのか、また下水道工事の単第203号工事について、竣工検査後の管理状況について質され、開発工事が竣工して無事検査が終わり、その道路関係や地下埋設については建設課の管理部門となり、その後認定を行っていく。単第203号の工事は昭和57年4月5日に県の検査が終わり、その後昭和59年に市道認定にしている。管理については、マンホールをあけて管の状況等の細かい面までは管理はしていないが、その後きょうまで当場所において浸水や管詰まり等については苦情もないと答弁がございました。 委員から、23%の供用開始しかできていない状況で、まして管も通って問題のない所の工事をどのような経緯で行ったのか、またなぜこの地区だけを急ぐのかと質され、磯壁4丁目の開発は県から認可の関係で指摘があった開発で、現場には汚水管、雑排水管、2本が入っており、雨水管は道路排水、汚水管には宅内の雨水または雑排水が同時に入っている。そのため下水道管としては使える状況ではないので今回工事発注をした。また、磯壁地域内の下水道事業は進んでおり、その意味合いで早く面整備をしなければならないので優先的に行っているとの答弁がございました。 委員から、今回の補正、磯壁4丁目に係る追加金額はいくらか、その理由について質され、現在の工事区間内における掘削中に出た障害物の撤去分としての追加分で、100万円から200万円がかかると見ているとの答弁がございました。 委員から、事業費における市の負担について質され、事業費に対して国庫補助金は2分の1で、残りは85%の起債、また市単独でも95%の起債となっている。この起債については全額交付税で措置され、市民への転嫁は少ないと考えているとの答弁がありました。 以上で質疑を打ち切り、反対討論をお受けし、賛成討論の発言がなく、討論を打ち切り、採決の結果、賛成者がなく、反対多数で議第43号については当委員会として否決をいたしました。 続いて、議第45号大和都市計画駐車場事業第17号近鉄下田前地下自転車駐車場建設工事請負契約の締結についてを議題として、理事者の説明を受けた後、委員から、前払金制度について質され、この制度は香芝市の契約規則により設計金額が1億円以上の場合には契約金額の2割相当額を前払いし、今回は本契約の締結後に約1億5,980万円を支払う。手続としては、本契約の締結後、西日本保証協会が発行した保証の証明書を添付して、業者から申し出を行う、市は条例に基づいて請求後14日以内に支払うことになっている、ただし業者からの申し出がない場合、前払金の制度は適用しないとの答弁がございました。 委員から、契約金額の内訳についてを質され、土木工事も含んだ建築主体工事で5億4,280万円、機械設備工事で3,670万円、電気設備工事で2,580万円、付帯設備工事関係で2,800万円、以上の直接工事関係の合計額6億3,370万円になっている。その他現場経費等を入れて8億500万円の設計金額であるとの答弁がございました。 委員から、自転車等の収容台数1,070台とすると、土地と建物を合わせた総事業費で見た場合、1台当たりの事業費はいくらかと質され、用地費7億5,000万円とすると全体で15億5,500万円となり、1台当たり145万円となるとの答弁がございました。 また、委員から、参考資料の仮工事請負契約書で工期着工が平成7年12月4日となっていることと前払金について質され、これは仮契約の段階での着工日であり、改めて本契約になる、現在のところ前払金は支払ってはいないとの答弁がありました。 委員から、自転車駐輪場の営業時間について、またその後の地下道の管理について質され、駐輪場の部分は最終電車が通った後閉める、管理については現在の五位堂駅前駐輪場の公社にお願いする、また地下道は東西の連絡道路も兼ねており、連絡道路は終日開放であるとの答弁に対し、委員から、駐輪場の営業時間後の地下道の治安について質され、治安のことについては警察にお願いしなければならないが、防犯上は通路は明るくし、3メートルの幅をとっており、またコの字型の地下道は危険性があるということで全部直線にしている、今後は地下道の防犯問題、治安の問題についても検討をさせていただきたいとの答弁がありました。 委員から、この案件について、書類不備と質疑に対する説明が十二分にないなど、さらに慎重に審査しなければならないので継続審査とされたいとの意見がございました。 お諮りいたしましたところ、議第45号については当委員会として継続審査と決しました。 続きまして、議第46号準用河川杉橋川河川改修工事委託契約の締結についてを議題として、理事者の説明を受けた後、委員から、JR負担金と市の負担額、またその割合について質され、JR負担金は209万円、香芝市の負担金は3億1,367万3,000円、合わせて3億1,576万3,000円となり、率にするとJR負担分は0.6%となる、また事業費の内訳は、3分の1が補助金で、3分の2が市負担の単費であるとの答弁に対し、委員から、JRの負担率が低いことについて質され、本工事の性格はあくまでも杉橋川の河川改修工事であり、JRの負担額は運輸省、建設省の協定に定められている河川改修工事における工事費の負担についての計算式により算出した金額であるとの答弁がございました。 委員から、工事費の中の徐行費について質され、これは工事の期間中に全速で走ると工事に影響が出ないように徐行する。そのためにブレーキをかけ、その後電気を入れてスピードを上げることによる電気料やその後のおくれを取り戻すための費用であるとの答弁がございました。 また、委員から、工事費を支払えばすぐに工事を着工されるよう努力してほしいとの意見が出されました。 以上で質疑を打ち切り、お諮りいたしましたところ、議第46号については、当委員会として簡易採決で可決いたしました。 以上で当委員会に付託を受けました3案件についての審査の経過と結果について報告を終わりますが、私の報告漏れ等がございましたら、所属委員の補足説明をよろしくお願いいたしまして、終わります。 ○議長(田中信好君) ただいまの委員長報告に対しまして、質疑をお受けします。 藤本みや子君。 ◆10番(藤本みや子君) 議第43号でございますけれども、これについて、下水道の磯壁の分の100万円から200万円の負担金については、この予算に入っているものかどうか、お尋ねいたします。 それから、議第45号でございますけれども、自転車駐輪場の請負契約でございますけれども、7社あると聞いているんですけれども、7社の請負率はこの委員会ではっきりさせたのかどうか、お伺いしたいんですけれども。 それと、議第46号でございますけれども、JRの負担金が0.6%と聞きますけれども、法律的に決まっていると言いますけれども、余りにも低いということもございまして、これについてJRにもう少し負担をしてほしいというようなことを要請するように論議されたかどうか、その点をお伺いいたします。 ○議長(田中信好君) 高谷委員長、答弁。 ◆建設経済委員長(高谷廣君) 藤本議員にお答えいたします。 100万円、200万円の追加工事でございますが、これは当初予算の請負契約でありまして、その請負契約の中から出されることと思いますので、よろしくご理解のほどお願いします。 議第45号の駐輪場でございますが、請負業者、また何%率、委員会では出ておりませんので、よろしくご理解のほどお願いします。 議第46号の河川のJRの負担率でございますが、これは河川工事でございますので、JRの工事でございませんので、運輸省とか建設省の規定に基づいた率でございますので、ご理解のほどお願いします。 ○議長(田中信好君) ほかにございませんか。 岸為治君。 ◆20番(岸為治君) 特に、議第43号につきましては、委員長報告を聞かせていただきましたところ、否決と、さらに反対の意見もなく否決ということの委員長報告でありますが、その審議の過程の中の委員長報告では我々は委員会審議というものを尊重しなければならないということであるということはよくわかっておるんですけれども、この補正に対して決定的な否決の理由をひとつ報告をしていただきたいと。やはり議案の否決ということになりましたら、ただ否決になりましたと言うだけでは、やはり我々議員としてどういう理由で否決になりましたということをお聞かせいただけないかと。委員長、まことに申しわけございません。 ○議長(田中信好君) 高谷委員長。 ◆建設経済委員長(高谷廣君) この場所は宅地開発がされまして、汚水、雑排水の2本の配管がございまして、そういう関係上、ほかにまだする場所があるのではないかと、そういう観点から予算の二重使いでないかというご指摘のもとで否決の理由となったと思います。 ○議長(田中信好君) 岸為治君。 ◆20番(岸為治君) では、これは平成7年度当初予算のたしか今1億4,000万円の補正を計上されてきておるわけでございますけれども、当初の16億9,000万円のこの当初予算計上のときにここをやられるやられないということは審議されたのか。これは当初予算の範囲内でやられておる工事とあると思うわけでございます。今100万円云々がこの1億4,000万円の中から補正としてその磯壁4丁目という地区に持っていかなきゃならないというようなお話を聞いたわけでございますが、その当初予算の1億6,900万円の中でやられておる工事であって、なおかつ今の委員長の説明を聞きますと、県の検査も受けて、そして許可なったと。私は、公共下水道と一般的に宅地開発において県が認可されるいわゆる普通河川に放流していくようなそういう市道等と違うと思うのですが、公共下水道は少なくとも規定に基づいた立派なものをやっていかなけりゃいかん。一般的にミニ開発等々については、やはり比較的昔の検査というものは公共下水道的な検査をして通っておるものでないと、だからそのときはそのときなりの開発条件でやられたと、こういうように思うわけです。しかし、今はこの予算について11億4,000万円は新しい場所をやられるということであり、それらの点についてどう審議していただいたのか、お聞かせいただきたいとかように思います。 もし納得いかなければ、委員長、まことに気の毒ですが、この予算を平成7年度の特別委員会で、恐らく建設経済委員会だったと思うのですが、その審議された過程までも聞かせていただかなきゃならないというような感じもしますので、その辺含めた委員長の報告をお聞かせいただきたい。 なお、これについてもし深い点があったら理事者の私は細かい説明を求めたいと、かように思いますので、よろしく。 ○議長(田中信好君) ただいまの問いに対して補足説明でも結構ですので、ありましたら。 藪善男議員。 ◆7番(藪善男君) おっしゃるとおり、我々大変この補正につきましてはなるべくなら通していきたい、そういう気持ちで私も入らせていただいた1人でございます。しかしながら、審議の過程、そして今までの結果につきまして、当初予算、そういうものをかんがみました中で、下水道課の指導、監督、そして市長の執行者としての調整、その他があいまいである。その上に、市長の方の執行者の方は、都市整備部とそして、産業建設部の調整すらできない。そういう中で我々は真剣に審査をしてまいりました。しかしながら、返ってくる言葉は、ただただ自分たちのミスを隠し通そうとする姿勢がありあり見えたわけであります。これは委員長報告の中にも出ておったと思うわけであります。そういう中で、あくまでも国の補正であっても、予算審査、また補正審査の中で、我々が感じた国民の1人として血税についてはやはり疑は疑、正していかなければならない。その意味で、執行者の警鐘をならす意味で我々は否決に持っていったわけであります。そういう意味を議員も十分感じていただきたい、かように思います。 ○議長(田中信好君) 暫時休憩いたします。            午後4時10分 休憩            午後4時13分 再開 ○議長(田中信好君) 休憩を閉じて再開いたします。 奥山博康君。 ◆9番(奥山博康君) 議第45号につきまして、ちょっと委員長にお尋ねをいたします。 下田駅前の地下駐輪場の契約の議案でございますけれども、必要書類等の不備ということで、委員長報告よく聞きましたが、聞き及んでおるところでは、談合の話があったやにということが聞いております。その点について委員会ではどのような審議をされたのか、説明してください。 ○議長(田中信好君) 高谷委員長。 ◆建設経済委員長(高谷廣君) 奥山議員にお答えいたします。 委員会の中の過程におきまして談合という、はっきりは出てませんけれど、そういうような形ではございました。            (「どっちですか出てたんか出てないんか」との声あり) そういううわさということでございます。 ○議長(田中信好君) 奥山博康君。 ◆9番(奥山博康君) うわさが出ておったということであれば、そのうわさの出どころがどうであるんかということを建設経済委員会の中では審議されたんでございますか、されなかったんですか。 ○議長(田中信好君) 高谷委員長。 ◆建設経済委員長(高谷廣君) 審議はやりました。その審議の中で談合、うわさ、それに対して審議やりました結果、それは最終的にはございません。 ○議長(田中信好君) 奥山博康君。 ◆9番(奥山博康君) 非常に申しわけございませんけれども、その部分だけで結構ですから、審議の経過の報告をしていただきたいと思います。 ○議長(田中信好君) 藪議員、補足説明ですか。 はい、どうぞ。 ◆7番(藪善男君) 補足説明したいと思いますので。 ○議長(田中信好君) 補足説明。 ◆7番(藪善男君) この談合については、奥山議員がおっしゃる中で、私は委員長は勘違いをされておって、審査自体はしておりません。と申しますのは、だから委員長報告にはなかったと思います。委員長報告の中では談合の談も出ておらない。これはあくまでも議員の中の最終的にそういう疑いがあるから議員も調査をします、執行者も調査をしてくださいということで継続になっておるわけで、それが原因であります。 ○議長(田中信好君) 奥山君。 ◆9番(奥山博康君) それでは、談合は出ておった、委員長報告ではなかったと、なかったから、私は聞き及んだからその談合についてどうあったかという質問をしてるわけであって、あればその内容はやはり報告してもらわんと継続審議の理由にもなっとるんでしょ。それを聞きたいわけですよ。 ○議長(田中信好君) ただいま補足説明もありましたように、確かにその話もあったようでございます。しかし、そうしたことが耳に入ると、この辺の確認をしなければならないと、委員会としては早急な結論は出せないということで継続審査になったということで、私も同席をいたしておりましたので、ご理解をいただきたいと思います。 それでよろしいですか。 ○議長(田中信好君) ほかにございませんか。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 議第43号について討論に入ります。 委員長報告に反対の討論をお受けします。 委員長に反対ですから、原案に賛成の討論でございます。 討論ありますか。 奥山博康君。 ◆9番(奥山博康君) 賛成討論をいたします。原案に賛成の立場から意見を述べたいと思います。 議第43号につきまして、まず先ほど来の委員長報告の中で、磯壁の今現在行われておる工事について、過去に県の審査も受け、終わっている工事をまたしているやないかと、それが税の二重取りや、同じことをなぜするんであるということの理由で、今回の1億4,000万円、地域で言いますと上中、そして狐井の一部のこの下水道工事国庫補助金に基づく補正予算でございます。この補正予算は何らその磯壁で今現在行われていることしの平成7年度の予算、下水道の16億いくつかの中の執行の中と今回の補正予算ということには、全く市民の福祉向上から考えてもマイナスの1つだと私は考えております。供用開始23%という数字をとにかく1%でも上げなければいけない。そのためには、国庫補助をもらって、下水道完備を一刻も早くしなければならない状況の中で、この1億4,000万円の補正予算を否決することはできないと考えております。ぜひ議員諸侯の寛大なご理解のもとで議第43号、原案に賛成していただけるようお願いするものでございます。 ○議長(田中信好君) 委員長報告に賛成の討論をお受けします。 藪善男君。 ◆7番(藪善男君) 議長のお許しをいただきましたので、委員長報告に賛成の討論を行うものであります。 大変、2次補正予算を反対ということになったことに対しては、私ども反対した者についても大変心苦しいものがございます。しかしながら、当委員会の中で慎重に審査をしてまいりました。その中で、前年度の下水道工事においても、工事が終わって1週間もたたない間に水だまりがある。そういうことを私どもは指摘をしてまいりました。しかしながら、逆に執行者は居直って、議員さんがそんな疑いを持たれるんだったら掘りましょうか、おたくらが指摘をされるような場所を竣工検査しますよと、そういうような態度を出される。そして、今年6月に至っては、業者が勝手に供用開始の各家庭に許可もせずに工事をされる。その監督も十分されない。それを議員の方から指摘をされて、業者は40日間の業務停止を受けておる。そしてまた、訓告処分も2社ほど受けた。そして、今回磯壁4丁目に至っても予算の二重取りではないかというような疑いすらある。その調整すら執行者はされない。そういう姿勢を見ておる中で、大変国民の血税であります。国からの助成金といえども、我々国民の血税が、私ども議員としての公人として、そういう事実がわかってくれば、いくら補正であっても、国民として許せない。疑は疑、正は正としてするのが議員の務めであります。そういうことで原案に反対をしたのが本当の理由でございますので、議員各位にはよろしく意を酌んでいただきたいと思います。 ○議長(田中信好君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 委員長報告は否決でありますので、原案について採決をいたします。 議第43号について、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。            〔賛成者挙手〕 ○議長(田中信好君) 原案に対して反対の方の挙手を求めます。            〔反対者挙手〕 ○議長(田中信好君) はい、ありがとうございました。 賛成少数と認め、議第43号については否決いたします。 続いて、お諮りいたします。 議第45号について、委員長報告のとおり継続審査とすることにご異議ございませんか。 暫時休憩します。            午後4時23分 休憩            午後4時25分 再開 ○議長(田中信好君) 休憩を閉じて再開いたします。 ご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、議第45号については閉会中の継続審査とすることに決します。 続いて、お諮りいたします。 議第46号について、委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。 異議あるようでございますので、討論に入ります。 藤本みや子君の反対討論をお受けします。 ◆10番(藤本みや子君) 議第46号で、委員長報告に反対し、原案に反対いたします。 準用河川杉橋川河川改修については、JRの古い鉄道がございます。しかるにJRの負担金が209万円と、0.6%で少ないものでございます。3億円余りの随意契約に対して少ないJRの負担、随意契約でございます。もう少しJRの負担をふやすよう国にも要請し、またJRにも要請するようするべきでございます。よりまして、議第46号準用河川杉橋川河川改修工事委託契約の締結について反対いたします。 ○議長(田中信好君) それでは、賛成討論をお受けします。 藪善男君。 ◆7番(藪善男君) 議長のお許しをいただきまして、議第46号に賛成するものであります。 今、私聞いておりましたら、何か間違った反対討論をされたなと、この46号につきましては、大変執行者の方で長年の懸案として努力を積み重ねて、そしてやっとJRの許可をとられたわけであります。そういう意味から、いろんな先ほど0.6%のJRの負担が少ないということは我々も十分審査をしてまいりました。しかし、これはあくまでも運輸省令やそういう法律範囲の中でのJRの負担でございます。これは法律にのっとったものであるという判断をして、この議第46号について賛成をいたします。議員の皆様にはよろしくお願いをしたいと思います。 ○議長(田中信好君) 討論を打ち切り、採決に入ります。 本案について、委員長報告のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。            〔賛成者挙手〕 ○議長(田中信好君) 賛成多数と認め、議第46号については原案のとおり可決いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程5 意見書第2号 ○議長(田中信好君) 続いて、日程に従いまして、意見書第2号を議題といたします。 事務局から議案の朗読をさせます。 ◎議会事務局長(辻本勝茂君) 意見書第2号沖縄の少女暴行事件に抗議し、日米地位協定抜本的見直しを求める意見書(案)。 上記の議案を地方自治法第99条第2項の規定により別紙のとおり議決を求める。 平成7年12月22日提出。提出者香芝市議会議員田中保。賛成者香芝市議会議員西里晴昭、藤本みや子奥山博康、川村治、長谷川翠。 以上です。 ○議長(田中信好君) 提出者から提案理由説明を求めます。 田中保君。 ◆18番(田中保君) それでは、沖縄の少女暴行事件に抗議し、日米地位協定抜本的見直しを求める意見書(案)につきまして、朗読をさせていただいて、提案にかえさせていただきます。 これは、ご承知のように、去る9月、沖縄で米兵による少女暴行事件、これは非常に今後の少女に対する大きな問題であり、日本を植民地化していると思えるような暴挙であると思うわけであります。安全で平穏な生活を希求する住民の権利をじゅうりんした暴挙であって、同じ日本国民として激しい怒りを抑えることができないわけでございます。 奈良県でも米軍機が低空飛行して十津川でワイヤーロープを切断した、こういう事件もあるわけでございます。 いずれにしろ、沖縄の事件では、日本国内で日本人が被害を受けたにもかかわらず、日本国が交渉を提起するまで米国で被疑者の身柄を拘束することになっている「日米地位協定」これを盾に21日間も犯人の身柄引き渡しを拒否するなど、犯罪捜査に大きな影響を及ぼしたことも事実でございます。 よりまして、当香芝市議会は、国民の生命、財産と人権を守る立場から、米軍人による少女暴行事件に対し厳重に抗議するととともに、政府におきましては下記の事項が速やかに措置されるよう強く要望するものでございます。 1つ、捜査、裁判など日本の主権を確保するために日米協定の抜本的見直しを行うこと。 1つ、米軍人の綱紀を粛正し、米軍人・軍属による犯罪を根絶すること。 1つ、被害者に対する謝罪と完全な補償を早急に行うこと。 以上、地方自治法第99条第2項の規定に基づき意見書を提出するものでございます。議員各位の賛同を心からお願いを申し上げまして、提案にかえさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(田中信好君) 署名議員でございますが、田中保君によろしくお願いします。 それでは、ただいまの説明に対しまして質疑をお受けします。            〔「なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) 質疑ないようでございますので、質疑を打ち切ります。 お諮りいたします。 本案について委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、意見書第2号については委員会付託を省略いたします。 お諮りいたします。 本案について、簡易採決により原案のとおり決することにご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、意見書第2号については原案のとおり可決いたします。 この際、お諮りいたします。 閉会中におきまして当面する諸問題のうち、都市計画について調査する必要がありますので、閉会中の継続審査といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。            〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(田中信好君) ご異議ないようでございますので、そのように決します。 以上をもって、本定例会に付議されました案件の審査は全部終了いたしました。よって、平成7年第7回定例香芝市議会を閉会いたします。 閉会に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。 議員各位には12月13日開会以来、本日まで10日間の会期にわたり、本会議また委員会におきまして、慎重ご審議を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。今後とも市の発展のため絶大なるご協力を心からお願い申し上げます。 なお、理事者におかれましては、会期中におきまして議員各位の意見、要望等十分尊重され、市政執行上に格段のご尽力をいただきますようお願いいたします。 今年もあとわずかとなりました。議員各位並びに理事者におかれましては、健康に十分ご留意をいただきまして、お健やかに新年をお迎えいただきますことをご祈念申し上げまして、あいさつにかえさせていただきます。 理事者あいさつ。 ◎市長(瀬田道弘君) 閉会に当たりまして、一言御礼のごあいさつを申し上げたいと、かように思います。 去る13日から本日までの10日間にわたりまして、議員の皆様方におかれましては、私の方からご提案を申し上げました各議案につきまして慎重にご審議を賜り、その上に種々ご理解を賜りましたこと、厚く御礼を申し上げる次第でございます。 本会期中に議員各位から賜りましたご高見等を念頭に置きまして、今後の市政を推進してまいりたいと、かように存じております。今後とも絶大なるご支援並びにご協力を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 なお、本年も残すところあとわずかに押し迫りました。議員各位におかれましては、時節柄ご自愛をいただきまして、よいお年を迎えられますようご祈念申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。まことにありがとうございました。 ○議長(田中信好君) それでは、これにて閉会いたします。 ご苦労さまでございました。                              閉会 午後4時35分 以上、会議の顛末を記載し、その事実に相違ないことを証し、署名する。                   平成7年12月22日                   香 芝 市 議 会     議  長      田 中 信 好     副 議 長      吉 村 完 治     署名議員      萬 慶 芳 貞     署名議員      西 里 晴 昭     署名議員      田 中   保     署名議員      小 川 正 晴     署名議員      高 谷   廣...